日本の東亞合成株式会社、ベトナムの水処理業界における戦略的パートナーとしてVietBaseを選定

2024年8月8日、日本の東亞合成株式会社（以下、東亞合成）は、1年以上にわたる協議と交渉を経て、VietBaseと戦略的パートナーシップ契約を正式に締結しました。この契約により、VietBaseは東亞合成の戦略的パートナーおよび公式な水処理化学製品のディストリビューターとなり、ベトナムでの飲料水供給および廃水処理に対応することとなります。

東京港区に本社を置く東亞合成は、1944年に設立され、化学業界で80年の経験を積み重ねてきました。現在、東亞合成は世界有数の化学企業であり、特に接着剤とポリマー化学製品で名高い企業です。2023年には、10億ユーロ（約2兆8,000億ベトナムドン）を超える売上を達成し、製品の流通ネットワークは全大陸に広がっています。特に東亞合成のポリマーは、シンガポール、マレーシア、タイなどで都市の飲料水処理に広く使用されています。

東亞合成とのパートナーシップは、VietBaseの20年にわたる成長の中で重要なマイルストーンとなるだけでなく、ベトナムの応用化学市場における地位向上と市場拡大を図る企業戦略において、有望な新章を開くものです。VietBaseは、防水・防食サービスを専門とする企業から、化学製品および材料の主要な供給者の一つとしての地位を徐々に確立してきました。

東亞合成がVietBaseをパートナーとして選んだことは、ベトナムでの水処理および環境保護のニーズに応えるための高度な化学ソリューションを提供できるVietBaseの信頼性と能力を証明するものです。今後、東亞合成の支援のもとで、VietBaseは高品質な製品を提供し、環境保護と地域社会への安全な水資源の確保に貢献するための努力を続けることを約束しています。

この協業を通じて、VietBaseはベトナムの化学業界における自社の地位を強化するだけでなく、環境保護の支援と人々の生活の質向上に貢献し、持続可能な発展を目指します。東亞合成の長年にわたる経験と先進技術が、ベトナム市場への深い理解を持つVietBaseと結びつくことで、両社および社会全体にとって大きな価値をもたらすことが確信されています。